職場環境に悩んでいますか|うつ病は甘えじゃない|頑張らなくても大丈夫

うつ病は甘えじゃない|頑張らなくても大丈夫

男性たち

職場環境に悩んでいますか

ナース

職場に対する日米の違い

日本人と欧米人との違いは、文化や思想など様々な点がありますが、日本人は真面目、欧米人は自由というようなイメージがぼんやりと日本人にはあるでしょう。都市部で働く男女から回答を得たアンケートでは、うつ状態になることがあると答えた日本人はアメリカ人の三倍であるという結果があるそうです。またその理由について差が出ました。アメリカ人の最も多い理由が将来に対する不安であったのに対し、日本人の一番多い理由は会社での対人関係によるストレスだったのです。日本人は真面目がゆえに、また日本独特の雇用形態や風潮によって、規律を乱してはいけない、同僚と上手くやらなければ、上司に気に入られなくてはなどと、単に業務上の問題だけではなくなっています。反対に米国では、上司と折り合いが悪ければ辞めればいいという考えで転職に悪いイメージもありません。開放的で自由な国民性も関係し、職場環境は個人の努力でどうにかなるものではない、ましてや我慢するものではないという考えが多いのです。そのため、日本人のうつ病患者、とりわけ職場環境に原因のあるうつ病患者は米国人よりはるかに多いのです。

気になる症状は医師に相談

仕事に行きたくないな、と思う気持ち。これは、その場の気分の落ち込みなのか、それともうつ病なのか。この線引きはとても難しく、本人にも分からないことが多いのです。心に異変を感じたとき、自分がうつ病ではないのかと疑うとき、多くの人が身体的な異変も感じるときです。うつ病の身体的な症状としては、不眠、朝起きられない、吐き気がする、体が震える、食欲がないなど様々です。出勤している時に、会社が近づいてくると嘔吐してしまうという例もあるようです。自分がうつ病かもしれないと疑うときには、早めに心療内科や精神科に行くことが大事です。医師の目からみて、精神疾患だと分かれば、そこから治療する道が開けます。また医師の診断書があれば、会社側にも理解を得ることができるでしょう。診断書があっても、上司に怠け者だと思われそう、同僚から迷惑がられるのでないかと思うかもしれません。医師や家族と相談して、思い切って転職するなど環境をかえることも心身共に開放されるかもしれません。会社を続けるにせよ、医師の力を借りて、自分と職場環境のバランスを保ちながら社会復帰を目指すようにしましょう。